開発プロセスの見える化

開発プロセスの見える化

開発プロセスを可視化し、開発のボトルネックを把握

業務の見える化や定量化で開発業務の効率化を支援

電通総研は、製品開発業務とリソースを整理し、さらに業務の依存関係や業務ごとの関連性を明らかにすることで、開発プロセスを可視化し、開発のボトルネックの把握、開発の手戻りをもたらす問題点の洗い出しと対策検討を容易にするための支援を行っています。
電通総研の「開発プロセスの見える化」コンサルティングは、業務の見える化や定量化で、多くのお客様の開発業務に貢献しています。

  • 開発プロセスを可視化し、開発のボトルネックを把握
  • 開発の手戻りが生じている問題点の洗い出し

お客様が達成できる目標を設定できる

「開発プロセスの見える化」は、規程類、過去の開発日程計画、担当者へのヒアリング情報などを通して、対象の開発プロジェクトにおける実際の作業内容を抽出・整理し、業務タスクとして適切な粒度にまとめることが重要です。
電通総研は豊富な実績を持つ独自の手法を活用し、開発プロセスの見える化からボトルネックを解決した新しい開発プロセスの定義、遂行を支援し、お客様の開発力向上の実現に貢献しています。

  • 業務の流れをマトリクス形式に整理し可視化することで定量的かつ定性的なプロセス分析を実施し、開発プロセス上の課題(ボトルネック)を導きます。
  • 見えにくくなりがちな協調作業や手戻りをガントチャートで表現するなど、開発プロセス上の問題点をわかりやすく整理・分析します。
  • 分析結果からDSM(Design Structure Matrix)という手法を使った対策結果のシミュレーションを行うことで、達成できる目標を設定します。(例:開発期間 30%低減、リソース15%低減など)
  • 設定した目標達成をするため、シミュレーションで得た新たな業務プロセスを施行し、結果を評価します。

DSM(Design Structure Matrix)とは

業務の流れをマトリクス形式に整理し、手戻りなどの問題を可視化・分析する手法、またはその手法を用いて作成された表を指します。

DSMを作成するためには、まず、業務を構成するタスクを列挙し、それらを表の行方向と列方向に同じ順序で並べます。次に、それらタスク間の依存関係(*)を"総当り表"として記入します。
(*)「タスク間の依存関係」とは、一方のタスクから出力される情報が他方のタスクの入力として使われている状態を表します。

このように情報の入出力の流れに着目してタスク間の依存関係をDSMに整理することで、製品開発プロセスのように把握しづらい仕事の流れが可視化され、業務の中で発生している手戻りなどの問題点を分析できます。これを「タスクDSM」と呼んでいます。
また、DSMの分析対象は業務プロセスだけではなく、製品アーキテクチャをDSMにより可視化することで、モジュール化に向けた製品分析が可能です。

電通総研では、このDSMの手法をさらに発展させた分析ロジックを、電通総研が独自に開発した"設計・開発工程の可視化ソフトウェアiQUAVIS"に実装し、見える化した開発プロセスを拠点間でも共有できる仕組みを提供しています。

開発プロセスの見える化について

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