先進機能

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iQUAVIS × AI ナレッジ検索機能

蓄積された過去の設計データから最適な情報をAIが提案

ナレッジ検索機能は、電通総研の文書活用AIソリューション「TexAIntelligence(テクサインテリジェンス)」の高精度自然言語処理AIを活用するものです。

本機能では、新たに設計検討などを実施する際、AIがiQUAVISに蓄積された過去の設計データをあらかじめ学習し、関連性の高い設計データを入力候補としてユーザーに提案・入力支援を行います。従来のあいまい検索技術では実現できなかった、設計者間の表記ゆれや、文章の意味、文脈を考慮し、高度な設計提案を実現します。

過去に設計を行ったベテラン設計者の知見を見つけ出し、活用することで、効率的な設計検討や設計考慮漏れ防止などの設計品質の向上が期待できます。

想定される利用シーン例:FMEA(故障モード影響解析)

FMEAにおけるナレッジ検索のイメージ

不具合の未然防止を目的にFMEAを実施する際、設計者は自らの知識や経験、調査結果などに基づき、部品や機能ごとに故障モードや要因、対策を検討します。ベテラン設計者の場合、これまでの経験や勘をもとに様々な検討ができますが、経験の浅い設計者の場合、同レベルでの検討は困難です。

本機能は、設計対象の部品や機能と類似する過去データを検索し、類似度が高い順にその故障モードや要因、対策を設計候補として一覧表示し、最も適した内容を設計書に反映することができます。

Webセミナー ベテランの知見をフル活用 iQUAVIS×AIによる「筋の良い設計提案」の実現(2021/5/27)

iQUAVIS × Microsoft Teams

これからの時代の製品開発におけるコミュニケーションを支援

自動車や精密機器など複雑なシステム製品の設計における課題解決手法の1つとして、日本では、各技術分野の専門家が一堂に会し、すり合わせを行う「大部屋開発」のスタイルが多くの企業で採用されています。しかしながら昨今の新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、対面での協業が困難になる中、大部屋開発に匹敵する開発生産性をリモートワーク環境においても実現することが急務となっています。 インダストリー4.0の本拠地に拠点をおくTwo Pillars GmbHは、製品開発業務のリモート化・分業化が進むドイツの製造業向けに、モデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE)を支援するiQUAVISの提供ならびに機能強化に取り組んでいます。このたび同社が開発したTeams Interfaceは、コラボレーションツールとして世界的にシェアの高いMicrosoft TeamsとiQUAVISをシームレスに連携するもので、リモート環境下においても、複数の技術者がiQUAVIS上の同じ情報を見ながら共同で検討や作業を行うことができ、さらには関連する情報の共有・蓄積も可能とします。

Teams Interfaceの主な特長

iQUAVIS Teams Interface概要

1. iQUAVISとMicrosoft Teamsのシームレスな連携

  • iQUAVISからツールを切り替えることなく、即座にMicrosoft Teams上でチャットを開始することが可能。
  • Microsoft Teamsで受信したメッセージのリンクをたどることでiQUAVISが起動され、日程計画表や要件・機能ツリー図において議論の対象となっているデータに容易にアクセスが可能

2. 検討経緯や判断根拠の蓄積・再利用

  • iQUAVIS上のプロジェクトにおけるプロセスや技術要件に関する議論や検討経緯、判断根拠が開発エビデンスとしてMicrosoft Teams上のチャットに自動で蓄積。
  • Microsoft Teamsに蓄積された情報とiQUAVISの情報はトレーサビリティが確保されており、その後の開発における知見としての活用が可能

2. 検討経緯や判断根拠の蓄積・再利用

  • Microsoft Teams上でiQUAVISコンテンツがファイルとして取得可能となるため、iQUAVISを持たない外部パートナーも検討プロセス情報の確認ができ、コラボレーションを実現

iQUAVISユーザーズミーティング2021 The Systems Engineering Spilit 10-10-80(2021/12/10)

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