MSC 製品をつなぐ連成解析ソリューションの実現
MSC Cosimは、MSC Software社の製品であるAdams、scFLOW、Marc、Nastranの連成解析を実現するソリューションです。MSC Cosimを用いる事で従来では評価できなかった現象のモデル化に取り組むことも可能となります。
評価したい事象が、連成解析が必要な問題であるため、簡易的な評価しかできていない
連成解析を用いた詳細なモデル化でCAE評価精度が向上し、結果として製品設計の後戻り工数を削減できます
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造船
重工業
機械
各ソルバー機能を生かした連成解析ソリューションの構築
MSC Cosim連携イメージ 画像提供：MSCソフトウェア株式会社
MSC Cosimでは、MSC Co-sim engineを用いて、以下の5つの製品の連成解析を実現できます。
・Adams（機構解析）
・Marc（非線形構造解析）
・MSC Nastran（構造解析）
・scFLOW（熱流体解析）
・STREAM （熱流体解析）
MSC Cosimで連成できる組み合わせは、
・Adams⇔Marc
・Adams⇔scFLOW
・Adams⇔STREAM
・Adams⇔Marc⇔scFLOW
・Marc⇔scFLOW
・MSC Nastran⇔scFLOW
となります。
MSC Cosimでの連携解析例 画像提供：MSCソフトウェア株式会社（電通総研作成）
MSC Cosim engineでは、各解析プロセスを繋ぎますが、各ソルバーは独自に計算しているので、1つの機構解析モデルと2つの非線形解析モデルの連携などを実現する事も可能です。また各ソルバー独自の並列計算機能は使用可能となっており、大規模解析での連成解析に対応できる仕組みとなっております。
右図に、連成解析例を載せております。
お客様のご要望を基に、課題を解決できる製品を提案させて頂き、ご導入までのフローをお話しさせて頂きます。
弊社にて実際の課題を解決できるかベンチマークを実施し、その結果をご報告します。
ベンチマーク結果で課題が残る場合は、どのように課題解決できるかも含めてディスカッションします。
製品のご導入時に、操作トレーニングや環境構築などご要望に応じた支援を実施します。
製品の導入後は、弊社ホットラインをご活用いただきます。ホットラインで対応できないご要望については、別途活用支援策をご提示いたします。
MSC Cosimは、連携するソフトウェア毎にライセンスが必要となります。
お客様のモデル規模にもよりますが、比較的規模の小さいものであれば弊社で引き受けさせて頂き、モデル、解析規模の大きいものは別途すり合わせさせて頂ければと思いますので、お気軽にご相談ください。
MSC Oneでのご利用も可能です。MSC Oneでのご利用を想定されている場合は、ヒアリング時にその旨をお伝えください。必要トークン量をその場でお伝えします。
技術支援のみでのご提案も可能です。お気軽にお問い合わせください。
MSC Cosimと他社ツールそのものの連携は難しいですが、目的などを鑑み、既存の解析ツールを活用するCAE設計フローの提案も検討いたします。お気軽にお問い合わせください。
弊社では、CAEデータ管理やRPAを用いた自動化や開発プロセスの見える化など様々なソリューションを手掛けておりますので、お客様のやりたい事をお聞かせいただければ、トータル提案も可能と考えます。お気軽にお問い合わせください。
